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2004年 オーストラリア ケアンズ旅行記 8/5(木) 6日目 [2004年 オーストラリア旅行]

午前六時、いつも通りに携帯が鳴った。毎朝の早起きがつらい…いつものエスプラネードへと歩いて行く。ブラブラ通りを往復してあるホテルの一階の店に入った。早速、朝食を注文。今日は日本で申し込んでおいたキュランダDLXツアーに出発する。キュランダ鉄道の写真はケアンズの旅行パンフレットに必ずと言っていいほど紹介されていた。かなり期待大と思って、このツアーだけは日本で予約をしておいた。
朝食を済ませホテルに戻った。8:50にピックアップに来るので、時間まで音楽を聴いたりして過ごす。時間通りにスタッフが大型のバスで迎えに来た。スタッフの話だと今日のツアーは50人の人が参加しているようだ。こんな大人数での団体行動はちょっとガッカリだった。。
バスはホテルからすぐ近くのケアンズ駅に向かう。ホームに入場し、スタッフからの説明があった。今回ツアーに参加した人は全て13号車の車両に乗る事になっている。9:30にケアンズ駅を出発し、約100分かけて終点のキュランダ駅に到着予定だ。しばらくして自分達が乗り込む電車がホームに滑り込んできた。列車のシートは向かい合っており、一つのブースが8人がけとなっていた。運良く窓側の席に座る事ができた。
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定刻通りに列車は出発した。今日一日ツアーに同行するスタッフはTお姉さん。Tさんはとても大きな声で、わかりやすくいろいろな事を説明してくれた。このキュランダ鉄道はテレビ「世界の車窓から」でずっとオープニングを飾っていたらしい。窓からの景色に大きな期待が!
列車は直ぐにフレッシュウィーター駅に到着。駅を出発するときに左手に列車を用いた食堂が見えた。ここは「食いしん坊万歳」でも紹介されている。
間もなく列車は「ホース・シューベンド(馬の蹄)」と呼ばれる、180度ヘアピンカーブに差し掛かった。ここは絶好の写真ポイントとTさんが説明してくれた。もちデジカメで激写!
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ヘアピンを過ぎると列車はどんどん高度を上げて進んで行く。右手にケアンズの街、左手に綺麗な滝を激写。
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今度は右手に一昨日参加したバロン川のラフティングのスタート地点、記念碑の大きな岩等々を見た。長いトンネルでは窓を閉めるのを手伝ったりとかなり忙しい、が、とても楽しい!!さらに進むとグレートバリアリーフを感じる場所に差し掛かる。強風が車内を駆け抜けた。グレートバリアリーフには海藻がないので潮の香りはしないけど、とてもさわやかな風だった。
キュランダ駅直前の駅に列車が停車した。Tさんの説明だと、出発前に列車の汽笛が二回鳴る。一回目の汽笛で列車に戻らないとならない。二回目の汽笛を列車の外で聞いたら、残念ながらサヨナラだそうだ。ホームに降りるとまず大きな滝が目に飛び込んできた。滝はかなりの高低差があり、岩肌を掛け落ちている。駅のホームは湾曲しており、前の車両も見渡せた。ホームに降りた人全員がその滝の雄大さに見入っている様だった。
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ホームからの景色を楽しんでいると列車の汽笛が鳴った。二回目の汽笛と同時に列車が出発。ここから終点のキュランダ駅まではアッという間だった。11:15、キュランダ駅に到着。
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それにしても、列車の旅は自然を見て、感じて、とても楽しかった!お勧めです!!
キュランダで昼食を取り、次にレインフォレステーションへと向かった。ここはアーミーダックという水陸両用の車に乗って、熱帯雨林の見学が楽しめるテーマパークだ。アーミーダックに乗り込み、車が進んで行くといろいろな植物や動物が現れた。ふと木を見上げるとコアラの形をした物体が。Tさんは「コアラの化石です」と説明してくれた。ふーん、なるほど、コアラの化石か。。見事にTさんの可愛い嘘にダマされてしまった。アーミーダックは湖の中に進んで行く。Tさんは「ここから揺れますのでシートベルトを締めて下さい」と。シートベルトを探してしまった…またまた可愛い嘘にダマされました。アーミーダックを運転していた外人さんもノリがよくて面白かった。
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アーミーダックを降りると、コアラを抱っこしてにっこり笑って記念撮影。パーク内にはコアラの他にワニ、カンガルー、カメレオン等がいた。
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レインフォレステーションを後にして、再びキュランダへ。実はこの辺りを昨日レンタカーで通った事に後で地図を見て気がつきました。
帰りはスカイレールを使ってケアンズまで。キュランダ駅ゴンドラ乗場から最終目的地は終点のカラボニカ駅だが、途中のレッドピーク駅で降車し200mの散歩道を歩き、再乗車して終点まで行く。
スカイレールはロープーウェイで空中散歩を楽しめた。スカイレールからの眺めは最高で、眼下には熱帯雨林の森が広がっている。先程乗車したキュランダ鉄道がちょうど途中の駅に停車しており、壮大な滝もあわせて見る事が出来た。
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スカイレールはレッドピーク駅に到着した。ちょっとした散歩を楽しみ、ふたたび乗車。ここから終点までの間もとても見晴らしがよく、海や街を一望できた。遠くのグリーン島もよく見えた。
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やがてスカイレールは終点に到着、今日の探検が終了した。ここからはバスに乗ってケアンズまで移動。バスの中でTさんがスカイレールについて説明してくれた。スカイレールはオーストラリアのお金持ち個人が所有する乗り物だそうだ。地元の原住民と長い討論を経て、完成した。工事に至ってはソ連の最新鋭のヘリコプーターを使い空中から材料の運搬や設置工事を行った。莫大な費用を要したが、我々日本人観光客のおかげですっかりペイしたらしいです。
バスはケアンズに到着。ここで一日付き添ってくれたTさんともお別れである。今日参加したツアーは個人でチケットを購入して体験できそうだが、Tさんが細かくわかりやすい説明をしてくれたおかげでとても充実しました。とても個人ではここまで充実しなかったと思う。最後にTさんにお礼を言ってお別れとなった。
ホテルに戻り最後の夕食の為、街に繰り出した。向かった先はKani'sというシーフードレストラン。冷製のシーフード盛り合わせをオーダー。
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大きなプレートに盛りつけられていて、他の客も注目していた。美味しく頂き、ビールと一緒に完食。最後の夕食としては満足だった。
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最後の夜、エスプラネード・ラグーンを歩き旅の思いに…カジノで少し遊んだ後に部屋に戻った。窓からの夜景を目に…
ケアンズ最後の夜は終わりを告げた…


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