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2004年 オーストラリア ケアンズ旅行記 8/3(火) 4日目 [2004年 オーストラリア旅行]

午前六時、携帯が鳴り響いた。まだ寝ぼけている。ベッドで少しうだうだして、朝の街に飛び出した。今日はラフティングとバンジージャンプに挑戦する楽しみな日だ。期待を胸に爽やかな朝の風を感じながらストリートを歩いた。なんとなくマックが食べたかったので、エスプラネードラグーンのそばにある店に入った。ブレックファーストメニューから選び、外のテラス席で食べた。
朝食を食べ終え、エスプラネードラグーン周辺を散歩。ここはガイドブックに写真が掲載される場所であり、自分の印象だと象徴、メジャーな場所といった感じ。マラソンや体操をしている人がいて、住民の憩いの場所でもある。そして魚のオブジェがとても印象的だ。魚のオブジェに朝日が反射してとても綺麗だった。
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散歩をしていると道にゴミがなく綺麗に保たれている事に気付く。そういえばグリーン島もとても綺麗だった。朝早く、夜遅くに清掃していたスタッフを思い出す。観光客が数多く訪れる場所を綺麗な状態に保つのは至難の業だ。日本ではここまで出来るのかな?…なんて考えながらホテルに戻った。
部屋で音楽を聴いてすごしていると、ラフティングツアーのスタッフが迎えに来てくれた。バスに乗り込みバロン川を目指す。ラフティングで利用する川には早瀬の程度によってグレードが付けられており、バロン川はグレード3(適度な急流があり、継続して操船する必要がある)の川である。バスは山道を進み、30分で目的地に到着した。
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ヘルメット、ライフジャケットを装着、パドルを持って準備完了、テンションが上がる。集合写真を撮影後、全員で船を川まで運び、インストラクターを入れて8人が船に乗り込んだ。
先ずはボートの漕ぎ方や合図について説明を受ける。インストラクターの合図には前漕ぎ、後ろ漕ぎ、捕まって、右に寄って、左に寄って、しゃがんで、ジャンプ等がある。見事に難所をクリアーした時にはクルー全員でパドルを天であわせ水面をたたく。ラフティングはチームプレイなのである。
いよいよ自分達のボートが下流に向かって進みだした。渓谷の急流やごっつい岩はとても迫力があった。我々のチームはかなり順調でポイントを難なくクリアして行った。正直、ちょっと拍子抜けしてしまった。。やがてボートはゆるやかな流れの場所へと辿り着いた。自分としてはもう終わり?という残念な気持ちで一杯だった。インストラクターが「泳ぎたい人はボートを降りて泳いで下さい」と言ったので川に入ってみる事に。川はちょっとひんやりしていた。ライフジャケットを装着しているので、何もしなくても自然に浮いて川の流れでそのまま流されて行く。川岸の両サイドには緑が茂っており、自然の中で最高の心地だった。しばらく泳いだ後、ボートに戻った。
ゴールに向かってボートは緩やかに進む。
ラフティングが終了し、軽い昼食をとった。もちろんビールも一緒に注文し、乾杯。自然の中でするラフティング、想像以上に楽しかったです。バスでホテルに戻り、今度はバンジージャンプに備えた。ホテルのエントランスロビーで待っていると”バンジー”と側面にド派手にかかれたバンが入ってきた。バスに乗りバンジージャンプのタワーに向かった。44mのタワーから人口の池を目指して飛び降りる。
タワーに到着し、バンジージャンプの手続きをした。ロープの長さ調整のため体重を計測。…突然外から「ワーッ!!」という叫び声が聞こえた。誰かが飛び降りたみたいだ。体が熱くなり興奮状態となる。タワーの下はテラスが設置されていて、飲み物を飲んだりタバコを吸いながらバンジージャンプを見物している人が数多くいた。自分には昔死刑執行人を見物していたどこかの国の人のように見えた。
タワーを登って行くと周りの景色が変化していく。息を切らせながら頂上に到着すると、周りにはかなり見晴らしのいい景色が広がっていた。タワーの上では二人のスタッフがセッティングを行っている。Heavy MetalやPunk Rockをガンガン流しながら。本当にこいつらに命を預けて大丈夫か?と思う様な連中だった。頂上の斜め左前の場所では撮影係のスタッフがいた。こいつもRockをかけて、歌いながら撮影をしていた…不安だ。。。
自分の順番がくるまでは足を動かしたり、他人のジャンプを見たりして待つ。中には緊張で顔が硬直し、足が震えまくっている人もいた。ジャンプする際にスタッフが「3・2・1・go!」と掛け声をかけるのだが、当然こういう人は一発で飛ぶ事ができず、5回目ぐらいでやっと飛んでいた。下にいる見物客からは冷やかしの歓声があがり見るに耐えかねる状態だったが、飛べてよかったと思った。
足をタオルでガチガチに固定され、ついに自分の順番が来た!下の池を見るとかなり高い。こんな場所から飛ぶなんて…おっと、こんな所で怯む訳にはいかないぜ!チキン野郎と呼ばれるのは冗談じゃない。カメラを指差しハゲの掛け声「キ・チ・ガ・イ!!5・4・3・2・1!」飛び出した!
どんどん加速して行く。この加速は生涯で味わった事のないものだった。下の池に到達するまでの時間がかなり長く感じた。思わず悲鳴が出ていたかもしれない…やがて池で待機しているボートに誘導され岸に戻った。
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飛んだ後は体がとても不思議な感じ、まるで自分の体ではないような錯覚があった。テンションはかなり上がって興奮がなかなか冷めなかった。スタッフが撮影してくれたビデオを見ると、とてもよく仕上がっており、思わず買ってしまった。さっきパンクを口ずさんでいたオッサンはかなりいい仕事をしてくれた様だ。証明書をもらってバスに乗り込む。
ホテルに一旦戻って夕食をとる為、街に出た。昼食が軽かっただけにかなりお腹が空いている。ホテルから近い場所にあるDundees'sという店に入った。この店はワニ、カンガルー、牛等いろいろな肉を食べさせてくれる。オーストラリアンフェアという欲張りな肉の盛り合わせとビールを注文。なかなかボリュームがあって美味しかった。食事を終えるとワニの肉を食べた記念に証明書をもらった。
帰りにナイトマーケットに寄ってお土産を物色。ついでにマッサージ店があったのでマッサージをお願いした。
ホテルに戻りシャワーを浴びた。今日は貴重な体験をしてテンションがあがり、充実した一日だった。
明日はドライブに出かけます。
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