向日葵の咲かない夏 道尾秀介

○タイトル：［向日葵の咲かない夏］
○著者：道尾秀介
○my 評価：7.5／10点満点
○我慢度：ちょっと高め
《doku-show 感想》
まず、タイトルからしてテンションが下がる、夏に向日葵が咲かないって…、、
物語は主人公であるミチオのクラスメイトS君が首を吊って死んでいる所からスタートする。ミチオの家はゴミで溢れ返っていて、母親のミチオに対する接し方もがかなり陰湿。。極めつけの言葉「お母さんね、先生から連絡がきてS君のことを聞いたとき、思ったのよ。ーお前が□□□□□□□って。」恐わーー！！
妹のミカと事件を追っていくのだが、次々と明らかになっていく事実と空想。なんとか我慢して読み進めていくと、知らず知らず道尾秀介の世界に引きずり込まれて行きます。
最終的には『こういうのも有りなんだな』と思った、『目から鱗』作品でした。
気持悪いけど、今まで読んだ事の無い、不思議な感覚が残りました、ですはい。

タグ：読書 ミステリー 道尾秀介 向日葵の咲かない夏